京都府

棒だら

(ぼう)

日持ちしないマダラを干物にした保存食。煮物に最適

日持ちしない鱈を流通させるために加工された保存食で、マダラの干物のことを「棒鱈」や「干鱈(ひだら)」と呼ぶ。おろしたマダラ(スケトウダラを使う場合もある)に、塩も振らずに1~2ヶ月程度天日干しで乾燥加工をする。主に12月から2月までの間に製造される。食べ方は、何度も水を換えながらゆっくりと戻してから、芋などと炊き合わせたり、うま煮・甘露煮・煮魚等に加工される。 また、伝統的な京料理である「いもぼう」には、海老芋とともに、戻した棒だらが欠かせない。

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名称
棒だら
(ぼう)