京都府

すぐき

味わい深い酸味とシャキシャキとした食感を楽しみたい

すぐき漬けといえば、千枚漬け、しば漬けと並ぶ京都の三大漬物のひとつ。起源は諸説あるが、歴史的にも古い食物で400年ほど昔の桃山時代、上賀茂神社の社家の間で栽培が始まったという。すぐきは「酸茎」とも書き、葉は肉厚で濃緑色、根は円錐形で長さ20センチ程度、大根を大きくしたような形状。自慢のすぐき漬けは、すぐき菜と塩だけを独自の製法で漬け込み、乳酸菌の発酵作用による味わい深い酸味、ほのかな甘い香り、心地よい歯触りなどが楽しめるのが特徴だ。京漬物の原点ともいえる、すぐきを毎日の食事のおともにぜひ常備したい。

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すぐき