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豆腐(京都府)

(とうふ きょうとふ)

やさしい口当たりが特徴の絹ごし豆腐は京都の嵯峨が発祥

京都には田楽豆腐で有名な祇園豆腐、南禅寺の湯豆腐、絹ごし豆腐の起源とされる嵯峨豆腐といった豆腐がある。祇園豆腐は、江戸時代に八坂神社にあった2軒の茶屋で供された豆腐に白味噌を塗って焼いたもの。南禅寺の湯豆腐も同じく江戸時代、京を訪れる旅人に好まれたもの。絹ごし豆腐である嵯峨豆腐は戦後に登場した。戦前までは、にがりを凝固剤に使用した木綿豆腐が一般的だったが、戦後、嵯峨の森嘉の先代が凝固剤に硫酸カルシウムを使用したやわらかい絹ごし豆腐を開発した。これが京豆腐の原点と呼ばれる「嵯峨豆腐」となった。

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豆腐(京都府)
(とうふ きょうとふ)

嵐山・高雄

京都府