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石清水八幡宮 頓宮

(いわしみずはちまんぐう とんぐう)

祭事が斎行される社殿

京都盆地南西の男山(標高143メートル)山上に石清水八幡宮(国宝)が鎮座していて、
山麓には主要社殿として頓宮が鎮座する。

この頓宮は祭事における神輿の待機所で、他の神社での御旅所に相当。

鳥羽伏見の戦いで焼失した後、男山四十八坊の一つである岩本坊の神殿を移築して仮宮としていたが、1915年に再建された。

一の鳥居と石塔

頓宮の北側には銅製の「八幡宮」の額が掛かる表参道入口の鳥居「一ノ鳥居」があり、
この額は一条天皇の勅により藤原行成が書いたものを松花堂昭乗が1619年に書写し、打ち出したものとされる。「八」の字は、向かい合った二羽の鳩が顔を外に向けた形に作られている。

南側に徒然草に登場する古社「高良神社」や、西側には、高さ6メートルで日本最大級の石塔「五輪塔」(国の重要文化財)がある。
五輪塔は宋と貿易をしていた尼崎の商人が当社に祈ったところ海難を逃れた、その御礼と感謝のために建立した航海記念塔とされる。

Information

名称
石清水八幡宮 頓宮
(いわしみずはちまんぐう とんぐう)
住所
京都府八幡市八幡高坊
電話番号
075-981-1141

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