京都府 » 長岡京・八幡
「京たけのこ」は、承応3年(1654)宇治黄檗山万福寺に明国の僧隠元が孟宗竹の母竹を携えて来日し、これが西山の麓一帯に定着し、たけのこが食されるようになったものが起源といわれる。京たけのこは、地面の下にある間に掘り取る。12月~1月には畑一面に稲わらを敷き、その上に3~5cmの客土を行い、3月~5月に収穫する。皮が白く、中身は軟らかく味がよいのが特徴。わかめと煮た若竹煮は、京たけのこの特味を生かした代表的な料理。
旬 3月 4月 5月
伊勢神宮とともに皇室からあがめられた神社
祭事が斎行される社殿
向日市の「京都激辛商店街」では各種辛いものメニューが味わえる
葉の先端まで食べられる「葉ねぎ」の中でも古い歴史を持つ
春を伝える「若竹煮」は柔らかい京たけのこを生かした代表料理
心地よい歯応えと独特の辛味で春の到来を教えてくれる京野菜