「賀茂なす」は円形で良くしまり、黒く艶のある紫色をした大果が特徴の茄子。主に煮食用に重視され、一般的には輪切りにした「田楽」が有名だが、浅漬けも美味。 京都市北区上賀茂、西賀茂とその付近が特産地とされてきましたが起源は明らかでなく、貞亨元年(1684年)刊行の「擁州府志」に賀茂なすと想像される記録がある。露地栽培では6月~9月にかけて収穫する。葉が果実に触れるだけで傷が入るほどデリケートで、形や色艶、実の張りや詰まり具合等の高水準なものだけが秀品(京のブランド産品)として認証される。
旬 6月 7月 8月 9月