京都市に流れる桂川の上流・亀岡には伝統的な保津川下りや湯の花温泉があります。また、北西部に広がる丹波・福知山エリアは里山が広がる自然溢れるエリアです。
亀岡・丹波・福知山には国分寺、醍醐寺、愛宕神社などの観光スポット、ふるさと祭り、ドッコイセ福知山花火大会、京都丹波ロードレースなどの観光イベント、パン、冬瓜、京都ラーメンなどのご当地グルメがあります。
京都市内から国道9号線を北に登ると亀岡から丹波を経て福知山に抜ける街道を京都縦貫道に沿って散策する事ができます。
京都市を出ると、国道9号線の山道に沿って城下町のように市街が点在する風景が続きますが、この情景は福知山まで続く中、北に上るほど渓谷の様相は、山は高く、谷は深く変化していきます。それぞれに特徴的な地産品があり、そのご当地グルメを楽しみながらのドライブも、楽しいコースとなっています。
嵐山のトロッコ電車の終着駅である「亀岡駅」は田圃の続く非常に田舎の香りがするエリアになっています。もちろん急流下りの「保津川下りも」この亀岡駅が始発となっています。
京都では唯一の温泉郷である「湯の花温泉」は赤鬼のモニュメントが設置されており、京都の隠れスポットとなっています。その他にも史跡が豊富で「明智戻り岩」や、「音羽渓谷」等の言い伝えが残る土地柄となっています。
丹波と言えば農産品が独特で、その中でも有名な豆が「丹波の黒豆」です。粒も大きく独特の風味があります。また史跡や観光スポットも多く存在するエリアとなっています。
「鬼の架橋」は信じられない岩の自然美を堪能でき、「太鼓やぐら」も珍しく、「八幡神社」には八幡宮の別宮として「三重塔」が美しくたたずみます。ここは珍しい郷土食が多く、「無鹿」で頂くことができる鹿肉は本当に美味しい味が堪能できます。
地元の鳥や豚でできた「イタリア料理オルモ」や「料亭 三友桜」等でこれらの食材が楽しめます。このエリアは猪が取れることでも有名で「猪ラーメン」は一度食べてみること必見です。
エリアを超えて福知山に向かったら、途中にある道の駅で頂ける「黒豆ソフト」非常に優しい味で絶品ですので是非貯めてみましょう。
福知山は京都府北部では最大の人口を誇る街です。観光では有名な史跡や名所が豊富に点在するエリアです。福知山の代表的な風景は「福知山十景」と名付けられ、同時に「花の十景」も有名な景色を堪能できます。
明智光秀の霊を祀った「御霊神社」を始め、福知山のシンボルである「福知山城」は同じく明智光秀ゆかりの城となっています。福知山は舞鶴港で取れる、新鮮な日本海産の海の幸が頂けるお食事処が多く、多様な海産品を食すことができます。
福知山は広い広大なエリアで、ICも近く神戸方面や滋賀方面への接続も行われているので、車の移動が便利です。
自然公園に指定された保津峡を流れる保津川(桂川)を舟で、亀岡から京都・嵐山まで約16kmを2時間で下る川下り。 巨岩、巨石に富んだ見どころが連なり、水の流れが緩やかで静かなエリアと急な勾配の激流を水しぶきをあげて豪快に進む迫力満点のエリアを繰り返しながら、変化に富む景色が水上から楽しめる。 春は山桜やイワツツジ、まぶしい新緑、夏は涼を求めて、秋は紅葉、冬は雪景色にお座敷暖房船と四季折々の美しい景色があり、四季を通して舟下りに多くの観光客が訪れる。 ...»
聖徳太子の創建と伝わる光明寺。その山門である二王門は鎌倉時代に建立され、京都府北部の建造物で唯一の国宝に指定されています。 二王門宝治2年(1248年)の竣工といわれ、鎌倉時代の類例の少ない和様系二重門である。また下層の両脇間に礼拝所と仁王像安置所を設け、堂の機能をもたせている点は当時の仁王信仰を知るうえからも貴重である。 光明寺の概要 光明寺は、日本の浄土宗の総本山であり、京都府長岡京市に位置しています。この寺院は、鎌倉時代の1273年に開山された歴史ある寺であり、日本の仏教史において重要な役割を果たしてきました。光明寺は、美しい庭園や建築物で知られており、多くの参拝者や観光客が訪れま...»
るり渓(るりけい)は、日本の京都府南丹市園部町に位置する美しい渓谷です。全長約4 kmにわたる渓谷は、清らかな川と豊かな自然に囲まれており、四季折々の風景が楽しめます。その名は、青く輝く水の美しさから「るり」(ラピスラズリ)と名付けられました。 地理と特徴 るり渓は、標高約300メートルの場所にあり、数多くの滝や渓流が点在しています。渓谷の中には「滝の道」や「渓流の道」などの遊歩道が整備されており、訪れる人々は自然を満喫しながら散策を楽しむことができます。また、渓谷の水は非常に透明度が高く、その美しさは訪れる人々を魅了します。 動植物 るり渓は、多様な動植物が生息する自然の宝庫です。春...»
栗といえば丹波、と言われるほど有名な大粒の栗。栗の歴史は古く縄文時代の遺跡からも確認されている。丹波の栗が文献に初めて確認できるのは延喜式で宮廷に献上品として送られたとあるので、その当時から高い品質であったことが伺える。おいしさの秘密は肥料にあり、有機肥料をうまく施し、生産者それぞれにこだわりを持っている。丹波くりは甘味と香りが強く、甘露煮、焼き栗、ゆで栗、栗ご飯やマロングラッセなどのいずれにも適しており、秋の味覚として欠かせない。歴史的・文化的にもつながりの深い兵庫県と京都府にまたがる丹波地域が連携して、丹波栗の栽培面積、生産量の拡大や消費拡大等をめざして活動している。 旬 9月 ...»
松茸の産地として知られる丹波にあって、とくに丹波篠山は、地名そのものがブランドとなっている。9月から11月上旬に旬をむかえる松茸は、時期になると赤松やツガなど林の中で落ち葉の間から顔を出す。成長にともなって若い時期のものから、ころ、椀、そして開きと、呼ばれる。頭の小さいころは歯ごたえが良く、土瓶蒸しなどに最適。松茸ご飯には香りが強い開きがよい。松茸の香りは笠の裏から出るので、焼き松茸には中開き、松茸の香りを楽しむならなんといっても開きが一番。 旬 9月 10月 11月 ...»
京都府の中南部の亀岡盆地から船井郡辺りの気象や土壌は、古くから高品質の小豆を生み出している。現在も丹波地方では最高級の小豆が作られ続けており、中でも亀岡市の馬路地域で作られる小豆は「京都丹波産馬路大納言小豆」と特別に名づけられるほどの逸品。大納言小豆は、大きく美しい色艶と形で、最高級品として京菓子や京料理にはなくてはならない存在。公家である大納言は切腹をしないことから、煮ても皮が切れない小豆のことを別名・大納言とも呼んできた。...»
つやつやとした煮豆には欠かせない黒大豆。実は、枝豆用の黒大豆と煮豆用の黒大豆は、同じものだが、収穫時の手順が異なる。煮物用の黒大豆は枝豆用の黒大豆が終わった後で、収穫のために「葉つみ」という作業が行われる。全ての葉を取り除き、丹波地方独特の深い霧に覆われる時期に、約1週間そのままの状態でおかれることで次第に乾燥し、豆の形は楕円形から黒くて丸い形になる。こうして、丹波黒大豆となる。大粒で糖分が多く煮崩れしにくいこと、身体に良いとされるポリフェノールやアントシアニンといった成分などが多く含まれる。 ...»
「聖護院かぶ」は、2kgから5kgにもなる日本最大級のかぶで、「千枚漬け」の原料として有名な京の伝統野菜。享年年間(1716~1736)に現在の左京区聖護院の篤農家が、近江国堅田地方(現在の大津市堅田)から持ち帰った種子を栽培したのが始まりで、その後、改良され現在のかぶになったといわれる。以降、京都市左京区の聖護院地区を中心に栽培されていたが、 現在は主に亀岡市篠町で多く作られる。当地独特の深い朝霧と、昼夜の大きな温度差が、美味なる「聖護院かぶ」を育るという。 旬 10月 11月 12月 1月 2月...»
「紫ずきん」は、新丹波黒をもとに京都府が1995年に種苗登録した品種の枝豆。一粒が1.3g以上で大粒の黒枝豆で、さやから出したときの薄皮が紫色で、甘味が強い。粒の大きさ、味に着目して開発された品種であり、黒大豆枝豆品種として新丹波黒よりも早生で、9月中下旬から出荷される。大粒のため、10分から15分間程度、普通の枝豆よりもやや長く茹でると美味。紫ずきんのほ場は数年に一度、田に戻すが、この「田畑輪還」は京都では昔から行われていた技術。こうすることで病気が付かず、高い品質を保つことが可能である。 旬 9月 10月 ...»
京料理、おせち料理に欠かせないのが、鮮やかな紅色の「京にんじん(金時人参)」。西洋人参よりも長く、色鮮やかなだけではなく、香りの高さ、甘さ、柔らかさが大きな特徴。長く、まっすぐな金時人参を作るには柔らかい土づくりが大切。カロチンを含まないので、人参臭がなく、リコピンを多く含み、最近特にガンを予防する効果が高いことが評価されている。煮ると甘味が出るので、和風の煮物には最適だが、なます、西洋料理にも◎。また、間引き菜も「にんじん葉」として流通し、人気がある。 旬 12月...»
“京かんざし”は早取りしたミニサイズの金時にんじんで、重さは1本10~15グラムと通常の10分の1程度。金時にんじんは京野菜の一つでひときわ鮮やかな赤色に色づいたにんじん。一般的によく見られる西洋のにんじんに比べ、肉質が柔らかく、甘みが強い。“京かんざし”は通常は固い葉と根までが柔らかいので可食範囲が広く、まるごといただける。洋食にも良く合い、甘くて子どもにも食べやすい。サラダや煮物にも相性抜群の新感覚の京都野菜を楽しんでみてはいかが。 旬 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月...»
亀岡市で飼育されている和牛は、京都府内の頭数の3割以上を占める。亀岡は美しい水と空気にめぐまれているが、夏と冬の気温差は35℃ 以上。しかしその厳しい環境が身を引き締め、優れた肉質と豊かな味わいを持った肉となり、肉の芸術品とも言われている。 「亀岡牛」とは、1.黒毛和種であること。2.と畜から遡って14ヶ月以上、亀岡市内において肥育されたこと。3.亀岡市食肉センターでと畜されたこと。4.亀岡t牛枝肉振興協議会が適当と認めるものであることという条件を満たす牛のことである。...»