清水の舞台
1633年の江戸時代に再建の本堂、
縦横に釘を使わず組まれた柱の上に
山の斜面にせり出すように本堂の舞台がある。
「清水の舞台から飛び降りる」の語源となった
非常に高さのある舞台から真下を見下ろしたり、
京都市内を一望できる。
霊水が湧く音羽の滝
奥の院の建つ崖の下、
清水寺の寺号の由来である
「金色水」「延命水」などと呼ばれる
霊水がこんこんと湧く音羽の滝。
不動明王が祀られていて、
3筋に分かれて流れ落ちる水を
ひしゃくに汲み祈願するため、
連日、行列ができる人気の場所だ。
四季折々の景色
桜、紅葉の名所でもあり、
時間帯によっても異なる風情ある景色を楽しめる。
清水寺と地主神社
清水寺の境内の中ありながら独立した神社「地主神社」がある。
本堂の真北の高い位置に地主神社の社殿があり
神仏分離により清水寺から独立する前は
その配置からも密接な関係がうかがえる。
地主神社は社伝によれば、創建は日本建国以前の神代とされ、
清水寺の開創の起源であり、寺名の由来となっている「音羽の滝」の霊水の湧く地として
山岳信仰の修業の場や、礼拝空間として地主神を祀る神社が建立されたのかと思われる。
現在は縁結びの神さまとして若い女性やカップルに人気で、
境内にある2つの「恋占いの石」が有名。