京都市南部の伏見・山科エリアは朱の千本鳥居で有名な伏見稲荷大社が、東部の山科エリアには「落ち紅葉」で有名な毘沙門堂や琵琶湖疏水など目で楽しむスポットが満載です。
伏見・山科には、伏見稲荷大社、伏見城、醍醐寺、将軍塚、月桂冠大倉記念館、毘沙門堂、藤森神社などの観光スポットがあります。また、うなぎきんし丼、伏見とうがらし、サバ寿司、懐石料理などのご当地グルメもおすすめです。
伏見・山科と言えば、京都の中心地の観光スポットと比較して、広大なエリア散策となります。歴史背景の異なる文化財がたたずむこのエリアは、それぞれに独特の風情を持っており、違った風景やイメージを受けますが、どれも歴史に馴染みのあるものばかりですので、時間があれば寄っておきたいところです。
伏見はなんといっても「伏見の清酒」が有名で、お酒が美味しい宿場町のなごりとなっており風情豊かな町並みになっています。
北に向かうと商売繁盛で有名な「伏見稲荷大社」があり、街の中心には「坂本龍馬」で有名な「寺田屋」もここにあります。
南に足を伸ばせば「織田信長」で有名な「安土桃山城」や「明治天皇」の「伏見桃山御陵」を中心とした「天皇陵」の集積地となっています。
一方、山科はすこし京都市内とは趣が変わり、観光スポットも点在するようになります。桜や、小野妹子で有名な「醍醐寺」が南にあり、北に行くと年末映画でお馴染みになっている「討ち入り」や「赤穂浪士四十七士」でも有名な「大石内蔵之介」が過ごしたと言われる「大石神社」があります。
西に向かえば「将軍塚」を超え、京都市を一望しながら清水へ、東に向かえば「逢坂山」で有名な滋賀大津へ抜ける道となります。北に向かえばJR山科駅に向かい、駅を更に超えれば「天智天皇陵」に向かいます。
稲荷山の麓に本殿があり、稲荷山全体を神域とする、全国三万社あるといわれる稲荷神社の総本宮。 「おいなりさん」と呼ばれ、日本屈指の参拝者数と歴史をもつ神社。 本殿背後より山頂へ続く参拝道に「千本鳥居」と呼ばれる朱の鳥居がどこまでも連なりその神秘的な景色に魅せられた多くの参拝者が国内外から訪れる。...»
青蓮院の飛地境内であり、桓武天皇が平安京遷都の際に建立したとされる将軍塚が現存しています。境内からは京都市街が一望できます。 将軍塚青龍殿の見どころは以下のとおりです。 国宝青不動明王像: 日本三不動の一つとされる国宝の青不動明王像が安置されています。 大舞台: 平成26年に新たに建立された木造の大舞台からは、京都市内が眼下に一望できます。 将軍塚: 桓武天皇が都の建設にふさわしい場所を決めるために訪れたとされる木造舞台です。 青龍殿の庭園: 回遊式庭園に枯山水庭園を取り込んだ庭になっており、東屋から将軍塚と西山の遠望は見事な借景庭園ともなっています。 祇園から徒歩圏内に位置する「...»
毘沙門堂は、京都市山科区に位置する天台宗の寺院で、正式名称は「日隆山 安国寺 毘沙門堂」といいます。天台宗の門跡寺院として名高く、天台宗京都五門跡の一つに数えられます。平安時代末期に創建され、長い歴史と共に、多くの信仰を集めてきました。本尊には毘沙門天が祀られており、厄除けや開運の神として多くの参拝者が訪れます。また、京都七福神の一つとしても知られ、春の桜や秋の紅葉が美しい境内は四季折々の自然美が楽しめる名所です。 毘沙門堂の歴史 毘沙門堂の歴史は、平安時代末期にまで遡ります。天台宗の高僧、円仁(慈覚大師)によって創建されたと伝えられ、当初は比叡山延暦寺の一部として機能していました。その後...»
京都・伏見は、日本を代表する酒どころの一つであり、多くの歴史ある酒蔵が軒を連ねています。その中でも特に古い歴史を持つのが、1637年創業の「月桂冠」です。その本社近くにある 月桂冠大倉記念館 は、酒造りの歴史や技術を学べる企業博物館であり、観光スポットとしても人気を集めています。 ...»
醍醐寺は、上下両醍醐に分れており、醍醐天皇の勅願寺。山中に湧出する水に因んで寺名とした。国宝五重塔は京都最古。三宝院は、醍醐寺の本坊。豪壮雄大な庭園は豊臣秀吉の設計という。【創建年代】1115年 *醍醐寺874年 醍醐寺 三宝院 醍醐寺 三宝院(だいごじ さんぽういん)は、京都市伏見区に位置する醍醐寺の塔頭(たっちゅう)で、平安時代に創建された歴史的な寺院です。三宝院は、醍醐寺全体の管理運営を担う重要な施設であり、多くの文化財や美しい庭園を有しています。 歴史と背景 三宝院の歴史は平安時代に遡ります。醍醐寺は、874年に理源大師(聖宝)によって開かれた寺院で、三宝院はその中心的な存在と...»
醍醐天皇が祈願所として建てた門跡寺。本堂・書院・宸殿など皇室下賜の堂宇がたつ。庭園は平安時代の面影を伝え、京都市指定の名勝。 観修寺の概要 観修寺(かんしゅうじ)は、京都府京都市山科区に位置する仏教寺院であり、天台宗の寺院です。正式名称は「曼荼羅山観修寺」といい、山号は「曼荼羅山」、院号は「観修院」です。観修寺は平安時代に創建され、その後、幾度となく再建を繰り返しながら今日に至っています。 創建と歴史 観修寺は、平安時代の827年に、嵯峨天皇の勅願により創建されました。創建当初は密教寺院として栄え、平安時代中期には多くの僧侶や学者が集まり、仏教の学問と修行の場として重要な役割を果たしま...»
商売繁昌、家内安全、芸能上達などの神として信仰される伏見稲荷大社は、全国に3万社もあるといわれるお稲荷さんの総本宮で、元々は五穀豊穣の神といわれた。その五穀(特に米)を食べるすずめを退治するという意味から、現地周辺では“すずめの焼き鳥”が食べられるようになり、今や伏見稲荷大社の名物になっている。醤油ダレが香ばしく、現地で、その香ばしい匂いをたどれば、自然と”すずめ焼き鳥”を店頭で焼いているお店へと誘われる。すずめは小骨をとらずに焼かれているが、そのまま食べられ、パリパリとした食感が面白い。...»
古くから京都の伏見付近を中心に栽培されてきた夏が旬の野菜。とうがらしには辛味種と甘味種があるが、伏見とうがらしは辛味が無く、ピーマンやししとうと同じく甘味種に属す。別名「ひもとう」や「伏見甘」とも呼ばれ、とうがらしの中では最も長くなる品種で、果肉はやわらかく、爽やかな風味と甘さを持つのが特徴。熟さないうちに収穫するので緑が濃く、ビタミンCを豊富に含みます。強い抗酸化作用を持っている。焼く・煮る・揚げるなど、数多くの料理に用いられ、京都では葉も佃煮にしている。 旬 6月 7月 8月 9月 ...»
酒米として不動の人気を誇り、一級品として名高い山田錦だけで仕込み、大吟醸酒を名乗るために必要な精米歩合50%までしっかりと磨き上げて作られた純米大吟醸酒。その味をリーズナブルな値段で楽しめる酒好きには堪らない一本。滑らかな口当たりと口に広がるふくよかな香りは、純米大吟醸酒ならではの味わい。広告、宣伝費を可能な限り抑えることで実現したという価格には、大勢の方々に良いものを味わってもらいたいという蔵元の願いが込められているということだ。...»
「ビールは古代エジプト文明の知恵がもたらしたもの」と、早稲田大学の考古学と、京都大学の植物遺伝学というふたつの“知”が現代に甦らせた幻のビール。悠久の歴史へと誘うロマンあふれる味わいは3種類。「ホワイトナイル」は紀元前8000年ごろ以降栽培されていたエンマー小麦を甦らせて栽培し、京都の名水“伏水”で仕込まれた。「ブルーナイル」はデュラム小麦を使って、ゆずとコリアンダーを副原料に醸された発泡酒。「ルビーナイル」は謎の小麦といわれるピラミダーレを使って醸造されている。個性豊かな味わいを楽しみたい。...»
「山廃(仕込み)」とは、室町後期に日本酒の製法が確立されてから、明治・大正まで好んで飲まれていた日本酒の製法(生もと造り)を、今に踏襲した酒のこと。「純米吟醸 伝承山廃仕込 」は、伝統ある製法により、約30日間かけて育て「山卸廃止もと」で仕込んだ酒。築百年の蔵に住む天然の乳酸菌と酵母が、深みのある味を造り出している。...»
明治28年より酒造りに勤しんできた京都伏見にある「齊藤酒造」。かつて「伏水」と呼ばれ、現在でも名水として名高い「伏見の水」をふんだんに使った酒造りを行っている。その老舗酒造の代表酒が”英勲”。低タンパク質で精米がしやすく、酒米として適性が高い地元京都の米”祝(いわい)”100%から醸される英勲は、キレのある口当たりで、口のなかに広がる吟醸香と、コクのある甘みと旨みのバランスが良いフルーティーな風味が楽しめる。平成4年度の「全国新酒鑑評会」から14年連続で金賞を受賞。全国的な知名度も高い。...»
純米吟醸にこだわり続ける、京都・伏見の蔵元「玉乃光」。こだわりのラインナップの中で、シャープな飲み口が光るのがこの特選辛口。しっかりとした存在感に、天然の酸味が爽快なキレをもたらす。飲みほした後に残るのは、奥ゆかしささえ感じられる米の余韻。いくらでも飲めてしまう飲みやすさでありながら、2日酔いしにくいなど、愛飲家からの評価も高い。夏はキンキンに冷やし、冬はぬる燗や熱燗にするなど、シーズンごとの飲み方で愉しめる。...»
数ある京都の手土産の中でも少し趣向が異なる一品である、「京伏見菓匠 和晃」の“兆雅せんべい”。さっくりと波型に焼き上げた生地は3種類で、フレッシュバターを使ったプレーン生地にはバニラクリーム、ほろ苦いブラックココアをブレンドしたチョコ生地にはチョコクリーム、京都らしい抹茶生地には宇治抹茶クリームをそれぞれに挟み、1箱で違った味わいを楽しめる。「京都といえば和菓子」というイメージを壊すこともなく、子どものいる家庭にも喜ばれる洋風焼き菓子だ。...»
春の山菜として親しまれている“わらび”の根のでんぷんである“わらび粉”は、含有量が1%ほどと微量なうえ、抽出に手間ひまのかかる生産量の少ない食材。なかでも特に稀少性の高い国産の本わらび粉だけを使い、銘水どころで知られる京都・伏見の“白菊水”で丹念に練り上げた京伏見菓匠 和晃「わらびもち」は、そのこしのある粘り気と、口の中でとろけるような独特な食感が魅力だ。黒糖のコクのある素朴な甘みと香ばしい国産きな粉とともに味わうと、繊細な味が楽しめる。...»
創業1946年(昭和21年)の京都銘菓 おたべ。おなじみの「つぶあん入り生八つ橋おたべ」が初めて登場したのは今から約45年前の1966年(昭和41年)、当時はニッキ味のみで三角形の皮につぶあんを入れた生八つ橋が発売された。今ではいろいろな味が登場し、進化を続けているが、製作の基本姿勢は今も変わらない。厳選された福井県産コシヒカリを使用、毎日使う分だけを自社精米・製粉し、生八つ橋の元を作る。あんは十勝産を福井県のおしい水で炊きあげる。「米・小豆・水」の素材のおいしさが、長く愛される味を守り続けている。...»
“葛根(かっこん)”という名の生薬としても知られる“葛の根”から取れ、料理や菓子に使われる本葛粉。なかでも、古くから高級品として知られる奈良県産の“吉野本葛”と、同じく“淡竹葉(たんちくよう)”という生薬になる天然くま笹の粉末を使って作られた“本くず笹餅”は、くずもち特有のなめらかな食感と、笹のさわやかな香りが楽しめる涼やかな品だ。青大豆のきな粉である“うぐいす粉”と、透明感のある白蜜をかけると、さらに豊かな風味が楽しめる。...»